Yさんはスラローム・ワイルド・スプリントと、どのカヌーも乗りこなせるスーパーマンで、地元出身だけあって那賀川を知り尽くしている頼もしい監督です。おまけに道具の調整や修理に関してはプロ級で、いつもパドルの調整、艇の修理などしてもらっています。国体では(初めて漕ぐ川だったりするので)岩にぶつけて艇を壊す選手が必ずいるそうです。そんな時に修理ができ、尚且つライン取りのアドバイスができる監督がいると頼もしいですよね。私は壊しかねないのでとっても心強いです。
さて、昨日は半月振りの鷲敷だったので、色んな川の流れに慣れる目的で、いつも練習している場所を含む全長十数キロの川下りを行いました。
恐怖の瀬「とどろ」と地獄のクランク「渦」さえクリアすれば楽勝、万が一流れに巻かれても、サポートボーイズ(←師匠・Yさん勝手にメンバー入り♡)が2人もいるから安心♡と思っていたのですが・・・。
スタート直後、何のアドバイスもなかったので気楽に構えて漕いでいたら、いきなり波がザブザブザッパ~ン!!沈せずクリアできたものの、相当怖かったです。「初めに忠告しといてくれよ。」と文句を言おうと振り向けば、そこにいたのは・・・「艇が(波に突きあげられて垂直に)立ったぞ!立った!」と私以上にビビっておられる監督(笑)これでいいんか、私のサポートボーイズ!?
その後は順調にとどろや渦をクリアし、岩が所々見え隠れするちょっとした瀬に差しかかったのですが・・・。
Y監督・私・師匠の順でスタート。私は前後守られているから安心♡のはずだったのですが、何やら目の前でプカプカ浮いているではありませんかっ!!私、目を疑いました。私を助ける為のサポートボーイズが、私より先に沈しているなんて・・・、ヒトミがっかり♥慌てて救助に駈けつけたものの、流れの中で助ける技術があるはずもなく、あっさり見捨ててしまいました(笑)すぐさま師匠が救助し、一件落着。どうやら監督、隠れた岩に乗り上げて沈したようです。
中盤を過ぎたあたりから、膝が笑う、腹筋が痛いと言いだし、もはや背中を使って漕ぐ云々以前の問題の監督でした(笑)ちなみに監督、それを歳のせいにしていますが、私と2歳しか違わないので、まだまだ若いんですよ。ガンバレYさん!!
そんな折、ゴール直前に最後の難関がっ!渦発生ポイントと似たクランク状の瀬で、ラインを誤ると右側に流され、壁のように切り立つ岩に大激突。ビビる私に師匠が「Yさんが先に見本を見せるので、同じラインを行けば大丈夫。」と声をかけてくれるのですが、この「大丈夫」という言葉に何度ダマサレタことか。どう見ても、とどろよりも渦よりも激しいんですが、ホントに私は生還できるのでしょうか?
ラインをマネをできるようにと私が必死で見つめる中、Y監督がスタート!って「おい、おい。どこ行くんですかYさ~ん!?」おもいっきり行ってはいけない右側に流されていきました(笑)師匠も「あれはダメな例なのでマネしないように。」ってごまかす始末。えっ、いい例を見せてくれる予定じゃなかったの?(笑)サポートボーイズ人選ミスかと疑心暗鬼に陥る中、私もスタートし見事撃沈★サポートボーイズにがっつり助けていただきました。やっぱり頼もしい親衛隊でした♡本当にありがとうございました。
最後の最後に沈してしまい、とても悔しい思いをしましたが、以前より落ち着いて瀬を渡れるようになった気がします。新町川の静水練習では、イメージ通りの漕ぎができない自分に腹が立ち、ストレスがたまっていたのですが、昨日は流れや景色を楽しみながらゆったり漕ぐことができ、「カヌー楽しい☆」って感じることができ、とてもいい気分転換になりました。
また週末に hitomi with support boys ←もはや2人は私のとりまき♡ で鷲敷特訓したいと思います。
あ、support boys メンバー募集中っす☆
メンバー特典
沈して溺れ死にそうになっている落ち武者顔をナマで拝見できる。
更衣直後に私の破れスパッツをすかさずかぶれるかもしれない。
↑ 那賀川は先日の豪雨の影響で泥水のようでした。
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