2009年8月17日月曜日

束の間の休息

 週末に大学カヌー部時代の友人が関東から遊びに来ました。
 知人が徳島に来る度に、どこに連れて行くかで悩みます。日本三大がっかり名所(高知のはりまや橋・札幌の時計台・沖縄の首礼門)とまではいかないまでも、眉山、土柱は結構がっかりするものです。

 結局、お遍路ブームに乗っかって、一番札所に行くことにしました。写真はそこで見つけたお守りです。ボケ封じのお守り??大阪人に死ねって言っているようなもんですね(笑)
 続いて二番札所に。「あれっ?ローソクも納経帳もさっきより安くない?」一番札所を飛ばしてお遍路を始める人は少ないので、獲れるとこで獲っとけ精神の現れなんでしょうか??
 最初高くて後安い。ひょっとして逆ディアゴスティーニですか?
「週刊ハーレーダビッドソン、創刊号890円、次からは1790円」
二冊目高っ!いきなり値上がり?!
「創刊号はタイヤとガソリンタンクをお届け!」
ホイールもないのにいきなりタイヤですかっ?!結局全巻購読しないとバイクがつくれないじゃん・・・、みたいな。
 結局三番札所まで巡礼し、信心深くない私たちはギブアップしました。ドライブ好きの旦那が「徳島に住んでいる間に88ヶ所の納経を集めようか?」と言っていましたが、彼は完全に大人のスタンプラリー感覚。それを非難した私はと言うと、「あの白衣を着てるお遍路さんはいちじく貰ってるで!一着買う?」「お供え物のおさがりです。どうぞご自由に、やって!タダやで、タダ!」って、お接待の品々ばかりが気になり・・・、ついつい手が伸びそうになる私を旦那が必死に止めていました。

 印象的だったのは、夕日が沈む頃、山と空の境目がオレンジがかって見える風景に友達が感激していたことです。 私は一瞬何に感激しているのか分からず、「えっ?何がきれいなん?あぁ、山。普通やん。いつもこうなるで。」なんて言ってしまいましたが、田舎暮らしがすっかり板についてきた証拠でしょうか。夜空の星にも感激していましたが、関東暮らしが長い2人には新鮮だったようです。「関東人ぶらずに地元鳥取の空を思い出すんだ~!」
 とにかく徳島は自然がいっぱいで素敵なところなんだと改めて感じさせられました。

 さて、夜は阿波踊り。初日はアホの坂田踊りになってしまいましたが、最終日は阿波踊りらしくキメたい!と思っていました。が、自分の前の人のステップは上手すぎて参考にならず、おまけに頼んでもないのにちょうちんをクルクル回しちゃったりするから手も参考にならず、結局アホの坂田踊り脱せず・・・。超初心者の友達二人もついていくのに必死。無表情で歌い、オルゴール人形のような振り付けで踊るアイドル「Wink(ウインク)」(古っ!)のようにぎこちなく踊っていました。
 こんなザマじゃ恥ずかしくて正気で踊っていられない、とガンガン飲みまくっていたところ急遽太鼓が一人足りなくなったようで、「私、太鼓やりますっ!」って酔った勢いで立候補。やったこともない太鼓をやらせていただきました。

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