大阪で生まれた女やさかい

　昨日は手のマメが治らぬまま、歯を食いしばりタイムトライアルをしました。と言っても、一昨日の殺人的な練習量で疲労が溜まっていたので、500m×1と1000m×1だけです。その分集中して全力で漕ぎました。が、1000mは前に測った時より10秒も遅く、ショックのあまりお得意の「カヌーやめよっかなぁ～」がよぎりました。
　試合の時とも違う、そして前に測った時とも違う第3のパドルで漕いだのですが、やっぱり合ってないようです。漕ぎ終わった後に長尾師匠のパドルと重ね合わせてみると、左のブレードが骨折した足みたいに明らかにあらぬ方向を向いていました！！これまでも違和感を感じながらも漕いでいたのですが、ここまで違うとは、驚きです。とにかくショックだったので、道具のせいにして練習を終えました。

　こんなショックな夜は焼き肉だぁ！っということで、練習の後、四国ブロック優勝の祝勝会を兼ねて上司に焼き肉に連れて行ってもらいました。私はいつも朝と昼の食事がおろそかなので、毎日上司から「もっと食え。」と怒られています。その度に「朝は家事、昼はエアロがあって時間がないから食べれないんです。」と反論し続けているのですが、焼き肉は滅多に食べれないので、この日はここぞとばかりに食べまくりました。まさか私がこんなにも食べるとは、予想以上の支出になってしまったのではないでしょうか？いつも「食べろ」と言うから食べまくっただけですよ（笑）本当にごちそうさまでした。

　毎日ブログを更新していると、ネタが尽きてくるものです。でも私は「話にオチがない大阪人＝生きてる価値なし→笑いがとれなくても生きていける県へ移住しろよ」ぐらいの環境で生きてきたので、何かネタになるハプニングがないかといつも嗅ぎ回っています。

　ちなみにどんな強烈な環境で育ったかと言うと、例えば電話で
　プルルル、プルルル・・・・
　私「もしもし？」
　父「おぉ！ヒトミか？大変や、大変や。」
　私「どうしたん？」
　父「大変や、ヒトミ。おかんが妊娠してもうたわ～。」
　　　※母親はすでにオーバー60歳
　私「うっそーー！おめでと・・・ってなんでやねん！！」
　父親も60をとっくの昔に過ぎており・・・、それでも何かしら笑わせないといけないというこのプロ魂。
　その日たまたま旦那の実家にいたのですが、、まさかそんな馬鹿げた第一声が聞けるとは思わなかったのでスピーカーホンにしていて、隣にいた義母に会話丸聞こえ（笑）
　とまあ、面白いかどうかは別にして、何かボケないとと思うのが大阪人の性なのです。

　で、私はいつもブログのネタはないかと考えているわけです。こんな時こそ長尾師匠が気の利いた一発芸でも見せてくれればいいのですが、彼は関東人なのでいつもクールに決めています。そしてたまにマクドの店員風シマシマシャツを着てキメめています。でも、うちの父親ほどではないですが「なんでそんなにはっちゃけちゃったの？」ってくらい壊れることも稀にあります。
　そんな彼が先日パソコンを見て鼻の下を伸ばしながら？気持ち悪いぐらいニタニタしていたので、「もしやエロサイト閲覧？」と疑ったのですが、どうやら私のブログを見て思い出し笑いをしていたようです。先日の不思議なスキンシップ（8/5投稿参照）を思い出し、「次は触るだけでは飽き足らず『服脱げ～っ』て上司に言われそう。」と怯えておりました。
　タクローも師匠の独りニヤつきに気付いていたらしく、私同様「ちょっとこの人気持ち悪い。」と思っていたようです。二人で「声を出して笑えばいいのに。」って指摘したのですが、返ってきた答えはなんと、「えーっ。だって声に出すほど面白い訳じゃなかったから・・・。」ですって！！私のブログのダメだしですかっ！？
　そんなわけで、これからは師匠が大笑いできるようすべらない話を書き続けたいと思います。