昨日も新町川でロング10km。さらにダッシュ数本。学生の時でさえこんなに漕いだかなってくらい漕いでいます。ロングの後のダッシュ練習なんて、気持ちだけダッシュで艇はチンタラ、チンタラ・・・。
私はフィニッシュ(パドルを水から抜く瞬間)が悪く、改善しようと意識して漕ぐのですが、なかなかクセって抜けないもので困っております。でも、いつかは治ると信じてやるしかない!(写真は今朝の新町川。眉山を見ながら練習できます。)
今朝はチャリ通をしてみました。これもトレーニング!!
家から会社まで15kmはあると思いますが、35分程で到着しました。サラリーマンや学生なんてごぼう抜き!競輪選手並みの太ももを持つ同僚の女剣士タクロウだったら5分で着くと思いました。
自転車のいいところは、人力なので、ちょっと出遅れた時なんかはダッシュをかませば間に合う点です。大阪に住んでいた時も尼崎までチャリ通だったんですが、5分前行動ができない私は毎日10km鬼ダッシュ。原付と衝突して救急車で運ばれたり、台風にやられて鞄の中で携帯が水没していたり、色んなトラップに引っかかりながらも、くじけずブリ汗かいて出勤しておりました。おかげでジーパンの股には穴が!カッパはもったいないからガムテープで尻を補修して(というか貼ってるだけ)使い続けました。そしてその自虐的な姿を見た上司に「ヨゴレ芸人」と呼ばれるように(笑)
カヌーでは破れたスパッツをこよなく愛用する私。実はこの頃から私の破廉恥穴あき生活が始まっていたのです。
さて、私の住まいはとてものどかな所で、毎朝キャンプ場の匂い(森の香り)が漂っています。結婚を機に徳島に引っ越してきた時は「ダマサレタ。さっさと離婚して大阪に帰ろう。」と本気で思ったほどですが、今では快適に過ごしています。当初は、田んぼや山・川を見て感動、野生のタヌキやサルと遭遇してはウハウハ興奮、4階に住んでいるのにムカデに噛まれて仰天、プロパンガスって何?、簡易浄化槽って何?、金ちゃんラーメンって?、何もかもが初めてで感動と発見の連続でした。でも、すっかり慣れて来てしまって・・・。
そんな住みなれた町を自転車を漕ぎながらのんびり眺めていると、改めて徳島の自然の豊かさを実感し、感動し、朝から心が癒されました。そして、ふと高校で習った「春望」という杜甫の漢詩を思い出しました。
国破れて山河在り
城春にして草木深し
時に感じては花にも涙を濺ぎ
別れを恨んで鳥にも心を驚かす
私の解釈
国(→麻生内閣)は崩壊してしまったが、山や河は変わらず、
城内(→徳島)では春が訪れ草木が青く茂っている。
戦乱の時期(→不景気)の悲しみを感じては花を見ても涙がこぼれおち、
家族との別れをうらめしく思っては鳥の鳴き声にすら心を痛ませる。(→勝手に玄関に住みついたスズメに頭を悩ませる)
な~んてポエマー気取りで気分良く自転車を走らせていたのですが・・・
「ガチャン!!」
「ん?・・・。もしや??」
そう、そのもしやでした。チェーンが、チェーンが外れているではないですか!
でも、大丈夫。カヌーもチャリもトラぶってからのリカバリーはめっぽう強い方で。
「平成の時代に車でガス欠ぶっこく長尾師匠に比べたら全然マシ。担いででも出勤してやる!」
と自分に言い聞かせ、あっという間に修理完了!!その後も再び外れましたが、油で手をべたつかせながらも無事会社に着きました。
追伸:体協のHPのキャッツ・ヒトミ人形がまたまた変わりました。タクロウと2人でエクササイズしています。名前をクリックしてもそれぞれのブログにリンクするよ。かわいいので是非見てみてください。
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