報告ですっ!!
試合前は心に余裕がなく、更新が滞っていましたが、国体四国ブロック予選、戦ってきましたー。
長尾師匠とともに私も何とか優勝することができ、国体出場権を獲得できました。みなさん応援ありがとうございます。
試合前日の練習でコースをフルで漕いだのですが、納得のいく漕ぎができず、もう一度と思って漕いだ2本目は、恐怖の瀬「とどろ」で撃沈。たまたま居合わせた、高知や香川の選手にも見られ、「みんなに見られちゃいましたよ!」って師匠に言われ、「ちゃうねん。これは相手を油断させる作戦やねん。」なんて言い放った割には、内心自分の実力のなさにすごくショックを受け、恥ずかしいこと限りなし。
その悪いイメージが残ったまま、当日を迎えてしまったので、朝から沈せず完漕できるか不安で不安で・・・。
私の緊張をほぐそう?と、帽子の代わりに変な笠を被って上司が応援に来てくれたのに、突っ込む余裕もないくらい緊張していました。(わざわざ来る途中に買ったのに、誰一人突っ込んでくれなかったそうで、ショックを受けておられました。)ボケ殺しですいませんでした(笑)
試合時間が近づくにつれ顔がこわばってきたので、「これではいけない!」と必殺「ひとりオバマごっこ」を思いつく。
「ひとりオバマごっこ」とは、ひたすら心の中で「yes we can」を唱えるのみ。途中意味もなく「change」と言ってみてもいい。
とまあ、アホな必勝法を思いつくも、効果むなしく不安を拭い去れないままスタート。
気持ちばかりが先走り、身体とパドルと呼吸が全部バラバラ。だから身体でしっかり引けず、手漕ぎが炸裂。手漕ぎだと余計にしんどいし艇が進まないので、ますます焦ってくるし。
そんな状態で迎えたとどろではラインどりに失敗し、大きな波に突きあげられ、「あぶない刑事」の無駄に派手なドリフトターンばりにクルッと回され、気がついたら艇が上流を向いていました。
でも、幸いにもこれまでの練習でありとあらゆる「やってはいけないライディング」をやりつくしてきたので、意外と冷静にその後のリカバリーができました。
ちなみに「やってはいけないライディング」とは、岩にささってみる・岩に乗り上げ座敷に座った気分でほっと一息つく・艇を回されエディ(流れのない所)に入る・とりあえず渦に巻かれてみる・岩にぶつけてパドルを折るetc.です。
なにはともあれ、沈せず完走することができたのですが、ミスが多くてタイムは練習よりも何十秒も遅くなってしまい、納得のいく結果とはいきませんでした。
やはり試合になると焦ってしまって、練習通りの力を出すことができませんでした。そういうことも含め、今回の結果が今の実力ということだと思います。
国体では練習通りの漕ぎができるよう、自信を持って試合に臨めるよう、もっと練習に励みたいと思います。
試合後、完漕できて浮かれている私にさらに嬉しいことがありました。長尾師匠が私にプレゼントをくれました!!
そう、実は19日は私の誕生日でもありまして、ブログに32歳からの挑戦と題うったのですが、正式にはこの日から32歳だったのです。多くサバ読む分には誰も咎めないでしょ?
私の愛用している、キュートな?着替え用テルテル坊主風巻きタオル。子どもサイズでとにかく丈が短い、あのチラリズムな一品が、師匠にはどうも刺激がきつすぎたのでしょうか?鼻血が足りなくなったのでしょうか?それとも破れたスパッツと本気で交換してほしかったのでしょうか?見るに見かねておっきなポンチョをプレゼントしてくれましたー!!もっと見せてくれと言わんばかりに、幼児用のさらに丈の短いやつをくれても、ネタ的にはおもしろかったのに(笑)
そして、応援に駆けつけてくれた上司も、突っ込んでもらえなかったショックから立ち直り?、ケーキよりタイ焼きが似合うと言って、紅白のタイ焼きははじめ、大量のタイでお祝いしてくれました!!
人って、普段のちょっとした心遣いでも嬉しく感じるものです。
こんなドンピシャなタイミングで大きな心遣いをしてくれた師匠や上司に本当に感謝しております。そして、自分も思いやりのある人間になれるよう、見習っていきたいと思いました。
最後になりましたが、応援に来てくださった方々、大会運営に協力していただいた方々、 主婦が練習することに理解を示し、支援してくれた職場の皆さまや家族、本当に応援ありがとうございました。国体は10月ですが、皆様のご恩に報えるよう、そしてネタも尽きてきたし、さっさとブログを閉鎖するためにも国体で入賞・・・と言いたいところですが、いきなりそれはハードルが高すぎるので、まずは新潟での完漕を目指し、精一杯頑張りたいと思います。
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