2009年7月17日金曜日

出たっ!師匠のぶっ飛び発言

 昨日も鷲敷に行ってきました。 昨日は初めて試合のつもりでスタートからゴールまで通して漕ぎました。

 ワイルドの試合は1500mほどの距離を競うのですが、これが長いのなんの。一人ずつスタートするので孤独なこと限りなし。動物占い「ひつじ=群れてないと死んでしまう」の私には耐えがたい苦痛です。

 スラロームは短い距離なのでレースの全貌が見え、終始応援してもらえるのですが…、ワイルドは長すぎて全貌が見えず、終盤とかで声援を送ってもらえるだけ。しかも、あっという間に目の前を過ぎていくので、「ごめん、喋ってて通り過ぎたん気づかんかったわ!」ってことも??しんどいことしてるのになんとも割に合わないスポーツです。みんなに気づいてもらえるようにゆっくり漕ごうかな(笑)

 スタートはとどろよりさらに上流なのですが、そこに行くまでにも少し流れが早い部分があって、

 私「どうやって行くの?」
 師匠「漕いでのぼりましょう!」

 超若葉マークな私にとっては結構な流れで、でもここでのぼれなかったら、たまに薄情な師匠に本気でほっていかれると思い、、、必死のパッチで上流に向かって漕ぎのぼりました!!

 師匠「すご~い!のぼってこれるとは思いませんでした~。」
 私「ん?・・・」

 精根尽き果て、息絶え絶えでハンニャ顔になった私を捕まえ、またしても師匠の爽やかぶっ飛び発言。

 「・・・」に入る心の叫びはこうです。
 「私を試したなっ!いや、ここで切り捨てようとしたんやな。薄情なやつめ!師匠選びを間違ったかな?この借りはどんな嫌がらせで返そうか?スリッパ隠す?それともイスに押しピン?@%&#△◆※・・・・・・」

 妄想癖が始まって、おかげでタイムトライアルどころではなくなってしまいました。

 失礼、話がかなり脱線してしまいました。私って、話もカヌーも曲がりだしたら止まらない。(上手く言った!!)

 肝心のタイムトライアルの話です。

 1本目はとどろで大失敗。ストッパー(注1)というストッパー全部にひっかかり、バフン、バフン、馬糞?って鞭打ちになるくらい突きあげられ、まるでジョーバ(注2)に乗ってる気分。「いや~、これなかなかウエストに効くねぇ~♡」って言ってる場合かっ!!漕ぎながらも心の中でノリ突っ込み。大阪人の性です。

 2本目は1本目より上手くラインどりができ、これはいけると思ったのですが、中盤を過ぎたあたりで、見え隠れする岩に「ちょこん!」ってのりあげちゃいました。座敷に座って「ちょっと一服しようか。」みたいな感じに「ちょこん!」って。お茶どころか、茶菓子まで出てくるかと思ったぜ。

 結局2本ともタイムは同じ、師匠とのタイム差も縮まらず。でも、バランスを崩しながらも沈せず漕ぎ切れたことで少し自信がつき、価値のある練習になったと思います。

 その後もとどろの練習をしたのですが、ラインを考えすぎて2回とも岩に激突!!「岩、どけよ。」と叫びそうになりました。もう本番はあれを使うしかない。艇の先端に電動のこぎりでもつけておいて、岩をも切り裂き前進するのみ!!
 とにかく、艇も凹むが私も凹む、ブルーな気分で練習を終えました。

 艇庫にスラローム競技、カナディアン選手の新艇が届いていました。
 私の艇ではないので、指をくわえ羨ましげに見ています。(※決して鼻をほじっているのではありません。)

 「とどろで試乗してあげましょうか?」って言ったら、「ふっ♥」って鼻で笑われました。これって「ふっ♥好きな時にいつでも試乗してくれよ♥♥」ってことでいいんでしょうか(笑)

(注1) 落ち込みの後にできる大きな巻き返し波。艇をストップさせ、時にはのみ込んでしまう。
(注2) 乗馬フィットネス機器。知らない人は電気屋に行けば分かるさ。

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