2010年7月8日木曜日

天国に一番近い私

 昨日は那賀高校前の川で夜練。相変わらず水量が多く、ウネウネしていたのですが、ここの所ずっと多い日が続いているので、ボイル地獄もちょっと慣れてきました。と言っても、ボコボコの流れに慣れて攻略できてきたのではなく、はまり(沈)慣れてきたという感じです(笑)。

 でも、今まではめちゃくちゃ怖かった水量なのに、昨日は怖がらずに漕ぐことができました。その秘密は・・・、脚を艇に固定するストラップです!!

 私はコンタクトをつけているので、水中では目を閉じています。だから、いざ脱艇する時、ストラップの端を手探りで探して外しているので、どうしても時間がかかってしまいます。その間がすごく息苦しくて怖いんです。

 昨日も乗艇前に、「今までここで誰も死んでないん?今日の水量めっちゃ怖いねんけど・・・。」って若旦那に相談したところ、「ここは大丈夫ですよ。岩に当って怪我はするけど。」って傷跡の数々を、頼んでもないのに見せてくれました。相変わらず恐怖心をあおるのが得意な若旦那です。でも何故か私も「血だらけになる位で済むなら耐えれるわ。」と妙に安心してしまいました。そして、こう教えてくれました。「怖くなったらすぐ脱艇したらいいんですよ。脱艇!」

 それを聞いてひらめいたんです。ボートコントロールがしやすいように、いつもしっかりストラップを締めていたんですが、今日みたいな日はゆるゆるにしとけばいいんだと。するっと脚が抜ける程度にしとけば、いざとなった時ストラップを外さなくても脱出できます。そしたらあの息苦しさを味わわなくて済む!

 というわけで、『怖くなったら、即行、艇を捨てて逃げてやる。』と心に決めていたので、昨日は怖がらずに漕ぐことができたんです。

 さて、自分では自覚していないのですが、私はおっちょこちょいらしいです。自分ではしっかりしてる方だと思っていたんですが、ちゃっかりしているの間違いかな・・・。

 昨日も、艇に乗り込んでから気付きました。「あっ、ライジャケつけてない!」もうちょっとでそのまま流れに突っ込むところでした。ただでさえ私はカヌー界のニューカレドニア(←天国に一番近い)なのに、ライジャケがなかったら、「死んできまーす!」って言ってるようなもんですね(笑)。気をつけたいと思います。

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