たけべカップを終え、昨日岡山から帰ってきました。自分でも呆れて物が言えないくらいの内容でした。小学生より遅かった・・・。笑うしかないですね(笑)。
建部川はサラサラ流れているだけで、鳥取大会より楽勝な感じで恐怖度は0でした。それこそ前回の福島の方がよっぽど激しかったし、何と言ってもホームの那賀川が一番怖い。ゲート設定もジュニア向けに簡単になるだろうし、もちろん前日練習も沈することなく(というか沈するような瀬がない!)終えたので、不通過はともかく、余裕で完漕はできるだろうと思っていたんですが・・・。
1本目。もたつきながらも17ゲートまで辿り着き、残すところあと3ゲート!!次の18ゲートで「ヤバイ。もうちょっと左に行かないと不通過する!」と気づき、艇を傾けて無理に曲がろうとしたら、な~んにもないところでまさかの沈!!すぐさまロールをしようと力を入れたんですが、その瞬間に下半身を艇に固定するベルトが切れてしまいました。「ぎやぁっ!艇から右脚がはみ出しそう!」2、3度ロールしたけどやっぱり上がらず、左脚は正座で艇にくっついたまま、右脚だけ艇の外に投げ出されるという、“沈する大股開きのケンタウロスが息継ぎのため落武者顔だけ水面に出している”という必要以上に恥ずかしいポーズでゴールラインを割ってしまいました。
記録は国体以来の『DNF(Do Not Finish)』。久々に見てしまった大嫌いな言葉。記録が掲示されると、意味を知らない観客達は、「DNFって何?休んだ人?」「でもこの人いたよ。」「あっ、この人もDNFって書いてる。」「何だろ?」と必ず話し始めます。見ず知らずの人達の話題の中心に上り詰めてしまう驚異の『DNF』パワー。辱しめを受けている気がしてなりません。小洒落た言い方はやめて、いっそのこと『沈脱』って書かれたいです。
さて、2本目も別の場所で、もちろん沈する要素が何もないところで、同じパターンでまたまた沈。今度はロールしたのですが、不通過をとられてしまいました。通り直せばよかったのですが、ギリギリ通過できてるかも?と思い、そのまま去ってしまいました。『疑わしくは通り直せ』ですね。心に刻んでおきます。
いつも公式練習で沈しないのに、本番では必ずと言っていいほど沈します。それから、タイムが異常に遅いです。原因は分かっています。が、なかなか改善できません。本当にセンスがないとつくづく思います。でも、だからこそ燃えるんです。他人より時間がかかっても、いつか必ず克服してやる。そしてみんなに追いついてやる、そう思います。 だいぶ先だけど・・・。
女子カナディアン部門は1人だったため、1位の賞品をいただきました。「遅いくせに1人やからって賞品もらえていいなぁ。」の冷ややかな視線を背中に感じながらの表彰式は、毎度ながら結構キツイものがあります。でも32歳の人妻が“大股開きのケンタウロス with 落武者顔”を惜しみなく披露したんだから貰ってもいいでしょ!? 地元特産品の詰め合わせをいただきました☆
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