2011年1月17日月曜日

ヒトミの方舟

日曜日、愛知から三重にかけてはすごく雪が降っていて、辺り一面銀世界!!高速も通行止め区間がありましたが、運転手さんのナイスハンドルさばきのおかげで、無事徳島に戻って来れました。

フィジカルチェックの結果、上半身に比べて下半身が弱いことを痛感しました。加えて、太り過ぎってことも!!でも4kg増はホリエモンで言う想定内です。シーズンオフだから負荷を付けてトレーニングしてるってことにしときます。こんな時に限っては前向きです(笑)。

さて、土日は出張でカヌーに乗れなかったので、今日は朝からため池で自主練。鷲敷に着いてみると、時折強風が吹いてたのですが、この程度なら問題ないだろうと思い、練習することにしました。

艇に乗り込み、脚を艇に固定するマジックテープ式のベルトを両手を使って装着していたら、思いの外強い風がビューッと吹いてきて、デッキの上に置いていたパドルが飛ばされてしまいました。幸い、手の届く水面に落ちたので容易に拾うことができました。それはそれで良かったのですが、実は若干バランスを崩したりしていて、『あー、なんか嫌な風。』と不吉な予感がしたんです。
いつの間にか岸から随分と離れて、ため池の中央辺りまで流されちゃってるし...。まだ片脚しかベルトを装着できていないのに、ここで風沈してはマズイ!と思い、急いでもう片方のベルトも装着しました。
あとはスプレーカバー(水の浸入を防ぐカバー。乗り口を塞ぐ。)をつけるだけです。これさえつけたら風沈したってロールができます。

そして、『急いでスプレーカバーをつけねば!!』と思った瞬間に悲劇は訪れました。はい、みなさんの期待通り、風にぶっ飛ばされて撃沈しました(笑)。体重4kg増もなんのその、耐える間もなくほんの一瞬でドボン!!風のパワーってすご〜い!!って言ってる場合でもなく、あの時は本気で焦りました。沈する瞬間、『あー、私は不幸の星の下に生まれて来たんだ...。あかん今度こそ死ぬわ。サヨナラみんな。』と思いました。

が、不幸中の幸いと言うべきか、生命力が強いと言うか、アラ不思議!!スプレーカバーを付けてなかったのに、艇に水がガバガバ入ってるのに何故だかロールで起き上がってこれました(笑)。自分でもビックリです。

強風の中、浮いてるのが奇跡のような、水がヒタヒタの艇に乗って岸まで必死に戻りました。もはや半身浴状態で、艇に乗ってるというより池に浸かってるって感じ。水はめっちゃ冷たいし...。
助かりたいけど、この姿は鷲敷町民に見られたくない...。そんな想いで必死に戻りました。
新年早々、マヌケな私です。

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