1250mのレースの後は2日間出番なし。その間にスラロームカヤック競技が行われました。徳島からは那賀高3年生のRyo君と頑張る主婦ワダさんが出場!私もカナディアンでこのコース漕ぎたいなぁなんて思いながら応援していました。
初日25ゲートのレースでは、ゲート設定がとても難しく、男子は大波乱のレースとなりました。トップ選手が次々と失敗する中、Ryo君は堂々の8位入賞!!大金星です☆
主婦の星ワダさんは国体初出場!でいきなり、難易度の高いコースに連れて来られちゃいましたね(笑)。でもガッツで乗り切り無事ゴール。次の日の15ゲートのレースでは文字通り命懸けで闘いました。岩に打ちつけられてヘルメットが大破、そして全身あざだらけ。全日程を通して、顔を切ったり打撲したり、病院に運ばれる選手が続出した中、ワダさんは幸い無事?でした。ワダさんが次の日の朝ちゃんと起きてくるかちょっとドキドキしました(笑)。だって寝る前にワダさんが、「なんか変なこと言いだしたら救急車呼んでね。」って言うんだもん。
さて、大会4日目の最終日は私のスプリント(短距離・2本の合計で競う)の試合がありました。
スプリントは得意の静水部分が少ないので、ダメもとで気楽に闘いました。
1本目、瀬までのタイムはなかなか速い。瀬に入ってからも、自分の今の実力からすると最高のライン取り!!これはいけると思って瀬を下り終えた時、左の壁を意識し過ぎて右に艇を向けすぎました。するとどうでしょう?エディーに入ってしまい、艇が上流を向いちゃいました(笑)。自分でもびっくり、ワォワォワォです。ダァー、せっかく速かったのに・・・。
2本目、開き直って、瀬までの中間タイム最速を狙ってモリモリ漕ぎました。でも瀬の中がグダグダで全然ダメでした。
スプリントでも、有力選手が軒並み沈艇するなどの大波乱が起きました。2本の合計で競うので、1本でもミスったら終わり。少々遅くてもとりあえずゴールすれば入賞できたんですが、私は1本目で上流を向いちゃったので、さすがに遅すぎたようです・・・。
スプリント 11位 でした。
というわけで、これまたラッキーな試合でラッキーをものにできませんでした。やっぱり努力しなきゃ運もついてこないですね。
ワイルドの練習をほとんどしていなかったと言えども、結果が悪すぎて反省ばかり、後悔ばかり、溜息しか出てきませんが、でもその半面、試合が終わってほっとしました。ウッシッシー、ワイルドから解放される♡って。
でも不思議なことに、試合当日は純粋にワイルドを楽しめたんです。なんでだろう・・・。プレッシャーがなかったから?流れが難しくて面白かったから?意外に静水は漕げたから?
あ、でもこれだけは言えます。いくら楽しく感じても、自艇だったら絶対やらないと思います(笑)。だってすぐに艇が壊れるから。
さて、応援に来てくれた大学カヌー部の仲間達、ワイルド会場に来る前に、スプリント(静水カヌー)会場にも寄ったそうです。
「なんか北海道の子が平パ(平パドル)で漕いでてびっくりした!フォア(四人乗り)も平パだったんだけど、みんな色がバラバラでかわいかったよー。」
私がびっくりしました。もしや、私のブログにコメントをくれる“やまちさん”の教え子のこと?まだバランスが悪いから、急遽やまちさんが20年前に使っていた平パドルを持って行かせたっていう、その子ども達じゃないですか?!どうやら無事500m漕ぎきったそうです。よかったですね、やまちさん。
それともう一つ、気になったこと。
応援に来てくれた長尾師匠の取り巻きの“ジュン。”さん(実は取り巻きじゃなくて先輩らしい)。ブログを読んでくれていて、以前私のパドルが折れた時、善意でシャフトをくれた人です。ジュンさんとは今回が初顔会わせ。会場を去ってから、『会えてよかったです。長尾さんから聞いてた通りの人でした。』ってメールが来たんですけど、それがすごく気になります。
ジュンさんには以前に一度だけ(シャフトのお礼の)電話をかけたことがあるんです。その後、長尾師匠からこんな話をききました。
「ジュンさん、『電話の声がかわいかった。』って言ってましたよ。だから、『ただのオバハンですよ。』って言っておきましたからね。」
つまり、聞いてた通りのオバハンだったってことなのかなー(笑)。ってオイ、コラ!失礼しちゃうわ!!その前に長尾師匠が一番失礼!!

タクローが千葉で買ってきた落花生を分けてくれました。さすがくいしんぼうだけあって、見る目がある。黒蜜漬けの落花生。黒豆の煮豆みたいな食感・味で、落花生の常識を覆してくれました。手がギトギトになるけどおいしいから星3つです。☆☆☆