昨日は川に出ました。全国的に不安定な天気だったそうですが、お昼の鷲敷は幸い曇り空。1人だったのですが、水量も相当少ないし、危険そうな場所には近寄らないと決めて、ドキドキしながら1人で練習しました。あんなに嫌いと公言しておきながら、乗ったのはワイルド艇!偉いぞ、私。ってか、さすがに国体が近いし、ちょっとぐらい乗っておかないと怖くって・・・。
とりあえず、とどろの瀬を下ってみることに。去年はここで何度も沈して、何度も岩に乗り上げてってしてたんだけど、一年経った今年はいかに??水が少なくてモリモリの波が無いので、さすがに沈はしなかったのですが、岩に刺さること1回。やっぱり私、刺さらないと気が済まないみたいみたいです(笑)。でも、『瀬の中で左を漕いだから失敗したんだ』って、自分で原因が分かるようになっただけ、去年よりちょっと進歩です!
そして気づきました。私にとって唯一のワイルド艇のいいところ。それは、スラ艇では勢いが足りなくてなかなか漕ぎのぼれなかった所も、ワイルドだったらスピードが出るので、勢いで簡単にのぼれることです。片漕ぎのカナディアンと違って、カヤックのパドルって左右にブレードがついていてとっても漕ぎやすいんです。ずるいよ、カヤック!!
調子に乗って、渦の瀬の漕ぎのぼりに挑戦してみました。漕ぎのぼりのコツも常々教えてもらっていたので、自分なりにルートを考えてやってみました。すると、奇跡的に1回目で漕ぎのぼれたんです☆あまりにあっさりのぼれたのでちょっと拍子抜け。でも、スラ艇で出来ないことがワイルド艇でできたので、なんだかワイルドが楽しく感じました。
とここまでは良かったのですが、この直後に悪夢が・・・。
そのまま上流に向かって漕いでいたのですが、できるだけ安全にと思って、岸沿いの浅い所を通っていたんです。が、ちょっと艇の先が横にふられ、横向きのまま少し流されたかと思った瞬間、下流の岩・横を向いた艇・流れ(水圧)というサンドイッチ状態に。オイオイ、私は具で言うところの卵かよ?ハムかよ?
岸からの距離1m、水深はひざ下、岩は見え隠れする程度の小さいもの。だったんですが、艇の前後をせき止めるように岩が2つあったんです!!それはそれは誰かの嫌がらせかと思えるほどのナイスな間隔でした。って感心してる場合じゃない!!もうねぇ、水圧がすごくって、すっごい浅いところなのに、艇が岩に張り付いて動かないんですよ。で、すごい情けない状態でしばし考え、とりあえず艇を置いて脱出。その後、火事場のクソ力ってやつで艇を引っ張りだそうとしたら、「ミシ、ミシッ、ゴキッ。」と鈍い音が・・・。
はい、これが水圧の驚異のパワーです。艇の右上部が割れました。あ~、やっぱり私は不幸の星の下に生まれたようです。本当にごめんなさい、艇。私の命の代わりに艇が傷ついてくれたんだと思います。ちゃんと直してあげよう!
というわけで、早速塗装を削ってみました(写真2枚目)。前回のスラ艇修理では、自ら新艇を事故艇にしてしまうという大失態を犯してしまいました(折れたと思って削ったら実は折れてなかった 笑)。が、今回は派手に折れてました!不謹慎ですが、なんか嬉しい♡(笑)。あー、でも私のせいで貧乏臭いツギハギの艇になっちゃう。本当にスイマセン。
ヒトミのつぶやき
やっぱりワイルドは楽しくないワ。大嫌い(笑)。
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