日曜日、鳥取県のローカル大会に行ってきました。
スラロームカナディアンを始めて10日目に出た桃太郎杯、30日目に出た地元鷲敷の大会に引き続き、これが練習6ケ月目にして出場する大会で、私にとって今シーズン初の試合でもあります。半年でどれだけ自分が成長したか確認できる機会なのでちょっとワクワク。11月の鷲敷の大会ではゲート不通過があったので、今回は全通過を目標にしました。
今回の師匠はサンマさん。前日の練習では、私がミスするところを何度も教えてくれました。瀬の中にある2つのゲートを通るのが難しくて、無理に通ろうとして沈したり、2つ通れてもその次のゲートの近くにピッタリとまれなかったり。
カヌーは自然が相手。会場によって地形が違うので、那賀川しか知らない私は、今回この瀬の中にあるゲートに苦戦を強いられました。でもコツを教えてもらい、なんとか通れるようになりました。
そしてむかえた大会当日。
私のスタート順は全参加者の一番最後。あまりに存在感がなかったのか、プログラムから名前が漏れてたんです。本当はカナディアンの後にカヤック競技で終了なんですが、その後さらにカナディアンの私がひとり漕ぐという、超おまけ的な参加となりました(笑)。
そしてさらなるハプニング。
自分の順番が来る直前に艇に乗り込み、2、3回漕いで離岸したその時、水面に見覚えのあるブレードがプカプカ。「あれっ?シャフトの先がない・・・。ぬぉ~!!私のパドル折れてる~!!」
手でパチャパチャ漕いで、流れていくブレードを必死に追いかけてたら、追い打ちをかけるかのように「ゼッケン51番。」と招集のコールが。「ちょっと待ったぁ~っ!!」と、ねるとん紅鯨団告白タイムばりに叫んじゃいました。「待ってください、パドルが・・・。すぐ戻ってきます、すぐ。」と憐れさを前面にアピールし、待ってもらうことに成功。パドルを借りてきてなんとかスタートできました。超おまけ的な最後の漕者だったのが幸いしました。
それにしても、借りたパドルは長くって、すごい不自然な上手使い、漕いでるだけで脱臼しそうでした。でもレースに出られただけラッキーですね。
実は試合前に、シャフト部分に亀裂が入っていたことに気付いてたんですが、“困った時はガムテープ”と応急処置を施していたんです。試合の後でみんなに「まさか折れるとは・・・。」と話をしたら、「いや、そうじゃなくて、まさかそのパドルで出ると思わんかったわ。」とみんなから非難の嵐が。どうやらすぐ折れるのは一目瞭然だったようです。
演技中にスケート靴の紐が切れた織田選手と同じですね。今回のことを教訓に、以後気をつけようと思います。
さて、試合ですが、結局不通過してしまいました。あんなに練習した瀬の中の2つのゲートですが、当日は位置が変更されていて(余計なことを!!)、応用力のない私は見事不通過。他の選手も結構不通過していたのですが、2回目はノーミスと挽回している中、私は2回目もミス。パドルの違和感にばかり気をとられ、完全に集中力が切れていました。
技術的にも、精神的にもまだまだなことを実感。あまりにもヘタレなので、正直まだ試合を楽しむことができません。今回の試合では、成長どころかダメなところしか確認できませんでしたが、1年後は同じ大会で笑えるように、めげずに頑張ろうと思います。
↑試合を終えたひげ面の21歳若旦那。師匠の内のひとりです。
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