なんとなんと、昨日は徳島県海陽町で開催された、究極の清流海部川風流(フル)マラソン、走ってきましたーっ☆
気が向いた時に10キロ程のラントレをしているのはブログでも報告していたと思います。当初から、飽き症なのでそのうちラントレも辞めてしまうと悟っていました。そこで、目標をつくったら継続するだろうと考えたわけです。で、勢いでフルマラソンにエントリーしてしまったんですね。ホント、勢いだけで・・・。完走出来る自信がこれっぽっちもなかったので極秘にしておりました。
12月、1月と張り切って走りまくっていたのですが、2月には早くも走ることに飽きてしまい・・・、なんと2月は2回ほど走っただけ。どんだけ飽き症やねん!!目標を設定した意味nothing!!
この練習量、非常にヤバい。しかも、纏足(てんそく)ばりに just size なシューズは、履いた瞬間から痺れてくるのに、カヌーばっかりしていたせいで買いかえる暇もなく・・・。
それでも、参加料を無駄にはするまいという貧乏人根性に後押しされ、歩いてゴールしたらいいやと気楽に参加してきました。これぞ日本人に足りないハングリー精神ですっ!!
私は限りなく最後尾のファンランナー集団、Fブロックからのスタートでした。西宮戎の福男のような熾烈な場所取りがあるのかと思っていたので拍子抜けしましたが、アミノバリューとヴァームの合わせ技で気休めを行い、いざ出陣。
スタートから5km程でCブロックの人達に追いつき、その後も調子よく6分/kmペースで走っていきました。沿道の小学生達とハイタッチを交わしたり、給水所のドリンクを走りながら飲んだり、『やってみたかったこと』ができて大満足。「あとはラストスパートでサングラスを投げ捨てるだけやな。」とか、「谷口選手の名言『靴、脱げちゃいました。』も言ってみたいな。」とか、余裕のあるうちは色々と考えておりました。
妄想しているとあっという間に13kmを過ぎ、早くも未知の領域に突入。このコースはアップダウンが激しくて17km付近から気持ちが折れてきました。それでもなんとか踏ん張り、20kmを2時間足らずで走ったのですが、その後ズルズルと失速。「これか?!」と思いました。普通30km過ぎで来るといわれる山場が、練習不足の私に早くも襲いかかってきました。
ここから地獄の始まり。もう、景色を楽しむ余裕もなく、給水所を出た途端、次の給水所が何km先か気になるくらい。僅かな楽しみはエイドを補給すること。金柑甘露煮・チョコ・パン・氷砂糖・塩・梅干し・レモン・地鶏卵スープ・ういろう。食いしん坊の私は次々と補給し続けてしまい、スパッツのゴムが腹に食い込むのを感じ出しました。「苦しい・・。」もうこうなったら、今流行りの腰パンです。日本代表じゃあるまいし、誰にも文句は言わせない!!スパッツの上に腹肉がのるようにずらしちゃいました(笑)。食べ過ぎたのは「反省してま~す♡」
ペース配分を全く分っていなかった私。半分を過ぎてから筋疲労が激しくて、足がもげそうでした。何度も立ち止まってストレッチ。前を伸ばせば後ろが攣るし、どうしようもなかったです。もうラスト10kmが長くて痛くて、走りたくても足が前に出ない。目標は5時間だったので歩いてもよかったのですが、フツフツと込み上げてくるものがあり、歩くより遅いスピードでも走ろうと決心、なんとか完走しました。
結果はネットタイム4時間32分30秒でした。もう少し頑張ってたら30分切れたので悔しいです。途中苦しすぎて、エントリーしたことを後悔しましたが、走り終わった時は達成感でいっぱいで、挑戦して良かったと思いました。こんなに自分を追い込んだことがない。終わった瞬間、気が抜けて節々が痛みだし、生まれたての子羊みたいにヨロヨロになり立てませんでした。 勢いだけで参加してはダメだと実感。せめてハーフは走っておくべきだと思いました。
沿道では阿波踊りや和太鼓のパフォーマンス、学校ぐるみで旗を振って応援してくれる生徒達、42.195kmどこを走っていても住民総出で応援してくれていて、すごく元気づけられる、そして心温まる大会でした。お米やマグロの煮物?などの地産商品やTシャツなど、参加賞も盛り沢山!!おすすめの大会です☆
↑ゴールした後にいただいた伊勢エビの味噌汁も最高!!
マラソンデビューされたんですね。
返信削除おめでとうございます。\^0^/
初マラソンで4時間33分台はすごいですよ。
ヒーバさんのマラソンへのポテンシャルの高さを感じました。
水陸両生類!?として、どんどん進化していますね(^3^)
マラソンはどんなに遅くなってしまっても沿道の人たちが頑張れ頑張れと励ましてくれるんで、心が温まって良いでしょ。
次回の参戦記を楽しみにしてます♪
きしもとさん
返信削除コメントありがとうございます。
初マラソンは地獄でした。ハーフまでは調子よくって「私サブ4いけちゃう♡」と勘違いしてた自分が恥ずかしいです。
沿道の人に「戻ってこいよ~。」って応援されたり、励ましの言葉、大変ありがたかったです。が、終盤は手を振る余裕もなく、声援に応えられないので、目線を合わせないよう伏し目がちに走っていました(笑)。
もう余裕がなくなってくると、鼻息の荒いおっちゃんや、バタバタしてるランナーの足音がやけに気になって、「ペースが乱れる。抜くならさっさと抜いてくれ。じゃなかったら10m後ろに下がってくれ。」とイライラしてきました。でも楽しかったです。
走った直後は苦しすぎて、もう二度と出たくないと思いましたが、大会運営者やボランティア、住民の温かさあふれる素敵な大会だったので、なんだかまた来年も参加したくなってきました。でも練習しないと、同じ地獄を味わうことになりますよね・・・。