先週は雨の日が続いていて、おかげで那賀川が増水していました。そこで日曜日はみんなで川下りをしました。ワイルド艇では何度か下ったことがあったのですが、カナディアンでは初めてです。スラローム艇の方が底が平らでバランスがいいとは言うけれど、まだ乗り慣れてない私は乗艇前から恐怖で顔が引きつっていました。ロールも脱艇もうまくできないので、本当に怖くって「あ~、遺書書くの忘れた。」「どうせなら体協の私の後釜を選んでから死にたい、人事権ないんですけど・・・。」とよからぬ事ばかりが頭をよぎりました。
スタート直後からすごいザップンザップンしていて、見ているだけで気分が悪くなりそうで・・・。浮いているだけで精一杯で、漕ぐ余裕なんてなかったです。みんなはサーフィンしたりクルクル回ったり、なんだかんだ楽しんでいましたが、恐怖におののく私からしたら、自ら瀬に突っ込んでいく彼らの行動は理解し難く、自殺行為にしか見えませんでした。あー、いつか私もああやって楽しめる日が来るんでしょうか。
ゴールまでいくつか瀬があって、最後の方に恐怖の渦の瀬が待ち構えていました。「渦の方(右側)にさえ行かんかったら大丈夫。」だそうですが、行きたくなくても行ってしまうのがいつもの私。「なるほど。逆を返せば、行ってしまったら死ぬってことやね・・・。」と得意のマイナス思考が炸裂してしまいました。私、ワイルドはじめた当初に渦に巻き込まれて以来、「大丈夫」という言葉に疑心暗鬼になっていて、【大丈夫→言うとおりできなかった場合はこの上なく危険】という方程式が成り立っているのです。結局、渦から遠い左側をうんこらしょっと漕いで事なきを得ました。
川下りの途中、何度か沈しましたが、片足だけ艇に縛りついたままだったり、すばやく脱艇できないので、このままではいつか本当に溺れ死にそうです。なので、ロールの練習はもちろん、脱艇の練習もしていこうと思います。それにしても何が嬉しくて、カナディアンって両足を縛りあげて乗っているんでしょうか。誰が考案したんだか、ドMなスポーツですね、ハハハ。
先日久しぶりにTVをつけてみると、一発屋芸人達が出ている番組を目にしました。ギター侍、ムーディ勝山などなど、今となっては右肩下がりな人たちです。そんな彼らの現在の活動を紹介していましたが、地方営業で全くウケなくても動じない小力にたくましさを感じました。猫ひろしに至っては、スタジオでのトークも限りなく面白くなかったのですが、それでも芸人を辞めずにパンツ姿で活動する図太さに、生命力の強さを感じました。
で、何が言いたかったかというと、私もこの歳になって競技を始めたので物覚えが悪く、なかなか上達しませんが、同い年の猫ひろしも頑張っているので、「いい加減諦めて普通の主婦になったら~?」っていう世間の空気を読まず、突っ走りたいと思います。一度は遠ざかった競技スポーツですが、猿岩石の有吉のように二発屋になれるよう頑張ろう!!(あ、私の場合一発目も不発ってとこですけど・・・。)
そこら辺で撮ったんですが、すっかり葉っぱが色づいて秋っぽいですね。私も負けじと色気づいています(笑)。おまけに飽きっぽいです。ついでに浅黒く色づいてもいます。肌がね。
0 件のコメント:
コメントを投稿