2011年4月10日日曜日

ほろ苦い井田川デビュー

ジャパンカップ第1戦、無事?終わりました。例年より水量が多いらしく、激流というか洪水のような激しい流れでのレースとなりました。

今の私の実力からして、全ゲートを通過するのは明らかに無理。ひとつミスったら流れが速いので、後に続くゲートもガンガン不通過しそうな感じ。最初から難しいゲートは無視(不通過)して、確実に通れそうなゲートだけ狙って行った方が、結果的に成績は良くなりそうでした。

無難に行くか、挑戦するか、少し迷いました。が、今の私に必要なのは勝負に勝つことではなく、どんな川でも果敢に攻める姿勢を身につけることで、失敗してもそこから学ぶことは多いと思い、ダメ元で全ゲート通過を目指して頑張ることにしました。

1本目、通れないと思っていた2番、6番、7番ゲートも奇跡的に通過し、最大の難所である8番ゲートに辿り着きました。そこでまたまたミラクル☆8番ゲートもクリア!!が、そこで運が尽き果て、9番直前で撃沈。波がでかすぎてなかなかロールできず、起き上がって来れた時にはゴール手前。結局、8番以降ほとんど不通過してしまいました。

2本目、もたつかない、沈しないを意識してスタートしました。が、またもや9番直前で撃沈。今度はすぐさまロールをきめたのですが、体制が整う前に再び波にのまれて沈(笑)。水を飲みまくって無念の脱艇をしてしまいました(涙)。

下流では、先にゴールしていた武ちゃんマンが「おばはんが流れてくるかもしらん。」と冗談を言いながら、他の選手と待機していたそうで、その直後に本当におばはんがドンブラコと流れて来たので、ちょっとウケたそうです。失礼なっ!!でも、おかげで私は助かりました。

陸からもサンマ大先生がはるか下流までダッシュで駆けつけてくれ、靴を濡らしながらヒトミ救出大作戦に加わってくれました。

他県の選手にも色々と助けてもらいました。皆さんお世話になりました。おかげで私は全身打撲で済みました(笑)。

そんな中、助けには来ず、ヒトミ落武者顔の決定的瞬間を捉えるべく、いそいそと激写に励んでいる奴が。「これこそが僕の使命かと思って。」って、長尾師匠、何のんきなこと言ってるんですか?!おばはん数百メートル流されるの巻☆だったんですよっ!!
にしても、一瞬見せた落武者顔を上手く激写できすぎっ!!プロ級だから許す!!

そんなこんなで、ほろ苦い井田川デビューになりました。脱艇するはずじゃなかったのに...。
終わった後、悔しくて涙が出そうになりましたが、最大の山場である8〜10番ゲートを攻めて失敗した結果なので、悔いはないです。
同じ所で沈したのはなぜか?バランスが悪いのはなぜか?この反省と悔しさを次に繋げていきます。
スラ歴1年半、まだ始まったばかりですから。くよくよする前に練習あるのみ!!

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